【メルボルン31日AAP】強姦罪やHIVを意図的に感染させようとした罪で起訴されていたマイケル・ニール被告に対する裁判が行われ、被告は有罪判決を言い渡された。
ニール被告は2000年にHIVに感染していることを確認した際に、衛生機関より性行為の際には感染を防ぐ努力をし、パートナーには感染の事実を告げるよう指導された。しかしながら、同被告はこれを無視し、感染拡大を目的として性交パーティを催し、自分がHIVに感染していることを告げずに無防備な性交渉に及んだとされている。
被告側のジョージ・ジョージョウ弁護士は、被告はウイルス量が低かったためHIV感染していないと思っていたとして、検察側のいうニール被告が意図的にHIVを感染させようとしたという訴えを否定していた。
ニール被告は後日、刑罰を言い渡される。