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数字の「8」が3つ並ぶ日に合わせ、多数のカップルが入籍

 【ブリスベン8日AAP】数字「8」が3つ並ぶ2008年8月8日に結婚しようと、多数のカップルが婚姻登記所を訪れた。8という数字はは幸運を招く数字ともいわれており、中国などでは「8」の発音が「繁栄」や「富」を意味する言葉に近いため、縁起のよい数字と信じられている。この他にも、8が並ぶ日に結婚することの利点として、結婚記念日を覚えやすいことや、北京オリンピック開会日だということも挙げられるだろう。

 ブリスベン市ジョージ・ストリートにある登記所には、朝から多数のカップルが詰めかけた。ケリー・シャインQLD州法務長官は、「8日にブリスベン登記所では13名の執行者が33組のために挙式を行い、これは1日に執り行う婚姻の過去最高数となります。昨年の2007年7月7日に結婚したカップルは17組だったため、今年は昨年の2倍となっています」とコメントしている。なお、他の地域の登記所でも同様に多数の入籍があるとのことだが、正確な数字は把握していないという。

 8日に入籍したカップルのうちの1組、アリレザさん(27)とパリサさん(27)は「今日は私たちにとって特別な日で、幸運な日になることを望んでいます。私たちは2008年の8月8日に入籍したかったのです」とコメントしている。2人はイラン出身のブリスベン大学の学生で、5カ月前にパーティで知り合い、お互いを強く愛し合っているという。2人は午前8時に入籍をしたかったが、他にもこの時間帯を狙ったカップルがいたために、30分遅れの午前8時30分に入籍したという。

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