【キャンベラ26日AAP】連邦政府は、子供を学校に行かせない親に対して生活補助金を差し止めるという新案を計画中だが、労働党内では同案に対し賛否両論の意見が出ている。
労働党のマキシン・マッキュー議員は、25日に行われた労働党内の会議ではこの案に対する意見が2つに分かれ、反対議員からは新案の施行について懸念する声があったと述べた。
早期児童教育及び保育担当政務次官である同議員はABCラジオに対し、「入学手続きが行われていない子供たちが約2万人いる。教育を受けていない子供たちは人生における好機に恵まれない」と述べた。
労働党のディック・アダムス議員も、「非常に中身の濃い話し合いが行われ、新案に対する多くの問題点が挙げられた。今後は党幹部会に向けたさらなる議論の論拠を策定することになると思う」と述べた。
この案はWA州とNT準州の8カ所で試行される予定。