【メルボルン29日AAP】メルボルンで、美容サロンや日焼けサロンを狙った強盗事件が、ここ1週間立て続けに発生している。
一連の強盗事件の最初の事件は、22日午後5時ごろにプレストン地区ギルバート・ロードの美容室で発生しており、このとき犯人は美容師を肉切り包丁で脅したうえ、現金を奪って逃走した。この後に、犯人はクリフトンヒル地区クイーンズ・パレードの美容サロンにも押し入り、現金を強奪して逃走した。
翌日23日午後1時20分ごろには、犯人がノースコート地区ハイ・ストリートの日焼けサロンで女性スタッフをナイフで脅しており、さらに28日午後5時ごろ、同じくハイ・ストリートの別の美容サロンで現金が強奪されている。犯人は包丁を所持していた。
警察の発表によれば、犯人は20~25歳ほどの白人の男で、身長は180センチくらい、緑色のフード付きジャケットとサングラス、アディダスのトラックスーツパンツを着用し、ナイキの靴を履いていたという。警察は犯人とみられる男の映像を公開している。