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ジェットスター、プーケットの豪人観光客のためにチャーター便を運航

 【シドニー1日AAP】大規模な反政府デモが続いているタイでは、プーケット国際空港とタイ南部の空港2つが閉鎖され、29日の時点で推定263人の観光客が身動きがとれない状態になった。

 これを受け、ジェットスター航空は1日午前10時、同航空会社を利用している乗客のためにシドニーからプーケットに向けてチャーター便を運航させることを発表した。チャーター便はプーケットに午後4時(現地時間)までに到着する予定。午後6時(現地時間)には現地を出発し、翌日午前にシドニーに到着する。

 プーケットの空港付近では29日、反政府デモ活動が行われ、約120便がキャンセルとなり、31日に運営が再開されるまでに約1万5000人の乗客が足止めされる事態が発生した。同様のデモの影響で、クラビ空港と南部の商業中心地であるハジャイの空港も閉鎖されたが、ハジャイ空港はその後運営が再開した。

 反政府デモ活動はバンコクを中心に行われており、およそ2万5000人がサマック・スントラウェート首相の退陣を要求し、首相府を占拠している。警察とデモ団体が衝突し、約35人が負傷した。

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