【シドニー4日AAP】パースの南コモにある聖家族カトリック教会で4日、うつ病との闘いで先週自らの命を絶った俳優マーク・プリーストレーさん(享年32歳)の葬儀が行われた。
パースで生まれたプリーストリーさんは、オーストラリア国立演劇大学(NIDA)で勉強するため1997年にシドニーに移動。コメディーやドラマなど、あらゆる役柄を演じてきた。セブン・ネットワークのドラマ「オール・セインツ」には2004年に初出演、おおらかな性格の看護師、ダン・ゴールドマンを演じていた。
葬儀には、オール・セインツの出演者たちを含む400人が出席。プリーストリーさんの父親であるリチャードさんが弔辞を読んだ。
オール・セインツの共演者であるウィル・トラバルさんはセブン・ネットワークに対し、「葬儀はうやうやしく、すばらしいものであった。特に家族にとっては彼らが希望する方法で、また、彼らに必要な方法で故人を偲ぶよい機会であった」と述べた。