【ガルクラ4日AAP】 連邦のターンブル首相は4日、NT準州ガルクラで行われる、先住民族アボリジニによるイベントとしては最大となる「ガーマ・フェスティバル(Garma Festival)」の開会式に出席した。
ガルクラのバンガルグランドで開かれた開会式には、ターンブル首相夫妻やショーテン野党党首のほか、数百人が参加。開会式では、先住民のなかで最も著名なミュージシャンとして知られ、先週、病気のために亡くなったユヌピング氏を追悼した。
開会式ではまた、ヨォルング(Yolngu)語族の男性が死者を弔う歌をユヌピング氏に捧げ、ターンブル首相と共に出席したルーシー夫人は黙とうの後、グマチ(Gumatj)語族の女性と共に涙を流し、同氏の死を悼んだ。ユヌピング氏は、腎臓と肝臓の疾患で長年にわたり闘病していた。