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同性婚の離婚否定は人権違反 国連

【キャンベラ5日AAP】   国連の自由権規約人権委員会は、海外で合法的に結婚した同性カップルの離婚を認めないのは、法の平等の保護を否定する人権違反だとして、オーストラリア政府を非難している。

オーストラリア人のフィオナ・クマリ・キャンベルさんは2004年、カナダで同性のパートナーと結婚したが同年に別離した。キャンベルさんは、将来的な再婚の選択肢や海外渡航への影響なども考慮して婚姻解消を望んでいるが、キャンベルさんの結婚がオーストラリアで認められていないため、離婚手続きを行うことができない。また、カナダで離婚するには最少1年の滞在が必要だが、この条件も満たしていない。

与党自由党の連邦議員らは7日の特別党内集会で、同性婚への構想を練る予定だ。

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