【ブリスベン8日AAP】 ブリスベンのバス運転手らは、11日まで運賃無料を決定した。QLD州の鉄道・トラム・バス労働組合(RTBU)は8日、ブリスベン市カウンシルと賃金や安全問題などについて再度協議を行ったが合意に至っていない。
バスの運賃無料は当初、9日および10日に計画されていたが11日まで延長。運転手は制服も着用しないという。
RTBUは、勤務時間の編成にバス運転手の意見を盛り込むなど少し進捗はあったが、賃金の面で合意はなかったとして、「運賃無料を止めるほどではない」と説明。カウンシルは今後3年で年2.5%の賃金上昇を提示しているのに対し、組合側は年3.5%上昇を求めている。
バスの運転手らが労働争議行為を開始して4週目になる。2日は4時間にわたって運転手らが仕事を放棄、4日も運賃を受け取らなかった。