【シドニー13日AAP】スウィンバーン工科大学が実施した新調査の結果、オーストラリアの移民受入れ数の削減を支持する人が増加していることが分かった。
2004年以来、移民受入れ数の削減を支持する有権者の割合は34%から46%まで上昇した。キャサリン・ベッツ氏はフェアファックス系各紙に対し、移民受入れに反対する割合が最も多かったのはNSW州だったとした。
ベッツ氏は、2006年から2007年の移民の3分の1がNSW州に居住することを選択しており、その結果、同州の人口構成の変化が「より顕著」になったと述べた。「交通状況の悪化、借りる家が見つからない人がいるなど、人々は移民受入れの影響を認識している」とベッツ氏。