【キャンベラ2日AAP】オーストラリアはロシアへウラニウムの輸出を検討しており、2国間の貿易を促進する方法を模索している。
サイモン・クリーン豪貿易相はロシアの巨大市場へのさらなる参入を試みようとするビジネス幹部らとロシアを訪問した際、ウラニウムの輸出について話し合ったと語った。
クリーン貿易相とロシアのアレクセー・ゴルデーエフ農相は貿易・経済協力に関する豪露共同委員会の共同議長を務めた。クリーン氏は「政治レベルで再び集結できたことは良い機会だった。豪政府は、オーストラリア企業がロシア市場に積極的に参入するだけの相当なチャンスがあると考える。2国間の関係を強固なものにする大きな可能性がある」と語った。
一方で、同氏は「ロシア市場への参入が難しいことは否定しない。我々はロシアと政治的な関係を築き、貿易と投資の流れから利益を獲得できるかを確認しなければならない」とした。