【シドニー3日AAP】全国学生連盟(NUS)は、連邦政府が大学のサービスを受ける学生に対し年間約250ドルの支払いを義務付ける制度を導入する方針を示したことを歓迎した。NUSは、ハワード前政権によって2005年に任意の学生組合が導入されて以来、学生サービスの質は悪化していたとした。
フェアファックス紙は3日、任意の学生組合が導入されて以来、大学は1億7000万ドルを財源から拠出しており、その結果、医療、カウンセリング、雇用、暴力、チャイルドケア、福祉におけるサービスが閉鎖された」と報じた。
NUSのアンガス・マクファーランド会長は声明文で「新制度の導入により、任意の学生組合という暗黒の時代から脱出し、前進できる」と語った。学生はHECS(高等教育費用負担制度)様式のローン制度を利用することで、年間250ドルを支払うことが可能になる。マクファーランド氏は学生が支払う250ドルがどのように使用されるかについて学生が発言権を持つことの重要性を主張した。