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バイク利用者 シドニーで駐車が無料 試験的実施始まる

 【シドニー4日AAP】11月4日からオートバイ・原付バイクの利用者はシドニーCBDとシドニー市郊外での駐車が無料になる。これは1年間の試験的実施で、住民に対して自動車の利用を抑制するよう奨励することを目的とする。

 クロバー・ムーア・シドニー市長は、シドニー市議会の会議で3日、今回の試験的実施が決定されたとした。オートバイと原付バイクの利用者は駐車が無料だが、指定された場所に駐車し、制限時間を守らなければならない。

 ムーア市長は「ガソリン価格が高騰する中、自動車を利用せずにガソリンの消費が少ないオートバイや原付バイクを利用する人が増えている。これにより、渋滞も軽減される」と声明文で述べた。

 CBD、ピアモント、レッドファーン、アルティモ、ダーリングハースト、パディントン、キングス・クロスなどのシドニー市の地方自治体地区内では、オートバイ・原付バイクの利用者は駐車チケットを購入し、提示する必要はない。

 無料で時間制限のないバイクの駐車場所は現在600カ所あり、今後、CBD北部に100カ所新設される予定。

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