【キャンベラ4日AAP】豪州準備銀行(RBA)は4日に開かれた月次理事会で、公定歩合を現行の6%から5.25%に引き下げることを決定した。経済専門家たちが予測していた0.5%の利下げ率を上回った。
もし、銀行が今回のRBAの利下げ率をそのまま住宅ローンに反映させて利下げを行ったとすると、30万ドルを借りている一般的な住宅ローン契約者たちの毎月の返済額は150ドル下がることになる。
RBAは先月、悪化状態にある世界的金融恐慌から国内経済を守るために1%の大幅利下げを行ったばかり。この利下げ以降の経済データでは、失業率の増加や住宅の値段の下落、または個人消費の落ち込みなど、国内経済の悪い兆候が示された。