【シドニー21日AAP】 NSW州政府と配車サービスのウーバーは、シドニー市民が自宅と電車の駅間に利用する同サービスの補助について、協議中だ。
ウーバーの広報官は州政府とのパートナーシップについて、「国内で最も明るい兆しだ」と述べ、他州とも同様な機会について協議したい考えを示した。公共交通機関の維持や駅駐車場の建設よりも、ウーバーは費用効率が高い代替サービスを提供できるという。ウーバーはさらに、シドニーの公共交通機関システム「オパール」に同社を統合するよう提案した。
カナダのある町では5月から、6か月の試用期間として公共バスに代わってウーバーに補助を出している。
NSW州運輸省は、シドニーで将来、公共交通機関の問題に配車サービス業が重要な役割をもつ可能性があると予想する。州政府は先週、シドニーで8つのオンデマンドのバスサービスをパイロット的に行うと発表している。