【キャンベラ21日AAP】 国境警備隊が全国で行った捜査の結果、不法就労外国人225人以上を逮捕、さらに数百人の入国が阻止された。
不正ビザや不法就労、外国人搾取を標的とした捜査で、商用・住宅用建物50軒近くが捜査された。逮捕された不法労働者の勤め先は、農業や小売業、サービス業など多岐にわたった。出身国はマレーシア、インドネシア、中国、ベトナム、パキスタン、バングラデシュ、チュニジアなど。半数近くがNSW州および首都特別地域(ACT)で逮捕された。
不法労働者のほとんどが国外送還され、労働者を雇用した多数の企業に対する捜査が行われている。不法労働を計画した雇用主は、懲役最高10年、罰金最大21万ドルが科される可能性がある。