【シドニー15日AAP】シドニー・ハーバー・トンネルで利用されているE-tagとよばれる自動料金収受システムの検知器1台に欠陥があったため、通行料金が二重徴収されていたことが明らかになった。
欠陥のあった検知器は、ハーバー・ブリッジ北側のトンネル入り口に一番近い4車線目を通行する車両を検知しており、利用者はハーバー・ブリッジ南側で、再び通行料金を徴収されていた。この検知器は9月14日に設置されたもので、これまでに最大400万ドルが徴収されて運輸局(RTA)の収入となっていた可能性がある。
マイケル・デーリーNSW州道路大臣は「利用者が通行料金を二重徴収されていたとしたら、謝罪します。もちろん、誤って徴収された料金は返還されます」という声明を発表している。