【メルボルン17日AAP】ノース・メルボルン駅で17日午後5時10分ごろ、自転車に乗った男性(47)がプラットフォームから転落し、ディーゼル機関車の下敷きになり、その後病院で死亡する事故が発生した。男性は北西部郊外のケイラー・ダウンズ在住。
救急隊員はけん引機を使用して機関車を引き上げて男性を救助し、その後男性はロイヤル・メルボルン病院で手術を受けたが、死亡した。
警察によると、男性は5番プラットフォームを自転車で走行していたところ、通勤者とぶつかり、男性は自転車と一緒にプラットフォームから転落し、動き始めていたシティー行きの機関車のレールに落ちた。
VIC州の救急チームマネージャーのジョン・クロスマン氏は、男性は機関車の下敷きになった状態で90分間以上も身動きがとれず、その際、大量の出血をしていたと話した。また同氏は、架線の存在や機関車の下が非常に危険なことを考慮すると、今回の救助作業はこれまでにない複雑なケースだったとした。