【シドニー１８日ＡＡＰ】１１日早朝、シドニー周辺の現金自動支払機（ＡＴＭ）４機が強盗に襲撃される事件があった。

  事件があった４機のうち、実際に現金が盗まれたのはシドニー南西部ペンスハーストのＡＴＭのみ。チャッツウッドでは、犯人たちは銃器で警備員を脅した後、逃走した。その他、シドニー南西部ジョージス・ホールとミルペラのＡＴＭ襲撃事件では、ＡＴＭ及び周辺の建物が被害を受けた。

  デービッド・ハドソン警視副総監は、現段階でこれらの事件の詳細を公開するのは適切ではないと思うと述べ、また、これら４件の犯行が同一の犯人グループによって巧みに細工されたものと断定するにはまだ早いとした。

  今回狙われたＡＴＭはすべてセント・ジョージ銀行のもの。同銀行は声明の中で警察の捜査に協力をしているとした上で、スポークスウーマンは、「我々はＡＴＭ及びネットワーク上の全箇所に対する安全性と危機管理について慎重に対応している」と述べた。