【メルボルン3日AAP】タイ・バンコクの国際空港で起きた反政府デモのために、バンコクに足止めされていたオーストラリア人旅行者の一部がメルボルンに到着した。
ビジネスマンのケン・デービスさんは、11月26日にバンコクを出発する予定だったが、そのまま足止めとなり、地元の旅行会社がデービスさんのためにオーストラリア行きの便を手配できたのは今月8日だった。タイ空軍基地からシンガポールに入り、カンタス航空でメルボルンに戻った。
オーストラリアに帰国し安堵した表情のデービスさんは、バンコクのダウンタウン、スクンビットでは安全としたものの、空港周辺は危険な感じがしたと述べた。「バンコク市内を歩くのは全く安全で問題なかった。ただ、黄色と赤色のものを着るなと言われた。多分空港周辺だけが危険なんだと思う」とデービスさん。