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恋人殺害のウッド被告に懲役13年

 【シドニー4日AAP】1995年6月7日、ガールフレンドのキャロライン・バーンさん(当時24)を、シドニーの自殺の名所であるザ・ギャップの崖から投げ落としたとして起訴されていたゴードン・ウッド被告(46)に対する判決の言い渡しがNSW州最高裁で行われ、同被告は最低13年、最高17年4カ月の懲役刑を受けた。

 殺害されたキャロラインさんの父親であるトニー・バーンさんは、ウッド被告への判決言い渡しの後、「家族は娘の死に関する事実が知りたいだけで被告への判決内容は決して重要ではない」と述べた。

 一方、ウッド被告の無実を信じている家族は判決内容に愕然としており、同被告の姉妹であるジャックリーン・シュミッドさんは、「この事件は謎だらけ。第一にキャロラインさんは自殺したのか殺害されたのか?殺害されたという決定的な証拠がない」と述べ、「どうしたら無実の男性がたったの13分でも刑務所に耐えられるのか。ましてや13年なんてもってのほか」と話した。

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