【シドニー4日AAP】国際リクルート会社のケリー・サービスが行った調査結果によると、オーストラリア人にとって、超過勤務や会社が業績を認めてくれないこと、また、仕事に対する意欲の低さや上司の過度な期待は、健康障害やストレス、不眠の原因になっていることが明らかになった。
この調査は、33カ国11万5000人から回答を得たもので、このうちオーストラリア人は1万9000人。
これによると13%の回答者が仕事によるストレスが不眠の原因としており、20%が症状は軽くても病欠をしたことがあると答えた。一方で、39%の回答者は病気で仕事を休むとき、罪の意識を感じるとした。
日本は、仕事に起因する健康障害の発症率が一番高い。次いで、カナダ、ウクライナ、フィンランドとなっている。オーストラリアは33カ国中30位だった。