【シドニー16日AAP】このところシドニー周辺ではATM(自動現金支払機)が襲撃される事件が多発しているが、NSW州政府は、犯人逮捕につながる有力な情報提供に対し10万ドルの懸賞金を出すことを発表した。
最近発生したATM襲撃事件は16日午前、シドニー南西部ルースで、新聞店内のATMが爆破され、店舗自体も深刻なダメージを受けた。
NSW州のトニー・ケリー警察大臣は16日、「こういった爆破は非常に危険。金銭が奪われる率は低いものの、とにかく危険である。懸賞金発表に至ったのは、(犯人像が描かれた)ジグソーパズルを完成させるために必要なピースを手に入れるため」と述べ、政府としては頻発している事件を早急に取り締まりたいと述べた。
NSW州警察は、ピカデリー2作戦部隊を組んでATM襲撃事件の捜査に当たっている。