【シドニー16日AAP】心理学の専門家による研究結果において、多くの人が新年の目標達成を1月末までに断念していることが分かった。
VIC州スインバン大学にある心理クリニックのロジャー・クック教授は、新年の目標を達成させるためには到底達成できないような目標を立てるのではなく、明確で達成しやすく、現実的で、かつ今の自分に必要な内容であるべきとし、また心理的な面においても目標を達成できない要因について、細心の注意を払うべきとした。
同教授は、「健康な食生活、減量プログラムやエクセサイズ計画を目標にする人は、典型的に、うつ病や自尊心低下につながる可能性があるような悪い食習慣(過食など)の裏に潜んでいる心理的要因に焦点をあてることはしない」と述べ、減量することを目標に立てたならば、自分を体重増加に導いている心理的要因について注目することが重要と述べた。