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豪軍、来年半ばにもイラク引き上げの見込み

 【キャンベラ17日AAP】外国軍の撤退を求める法案がイラクの内閣を通過したことから、来年の半ばまでには米国以外のすべての外国軍が同国から撤退することになる。

 連合軍は現在、国連の指揮下でイラク国内での業務を行っており、その期限は今年末までとなっている。豪、英を始めとする連合国はイラク政府に対して、新法案における撤退期限が失効した後も法の適用内でイラク国内に残ることができる方法を交渉している。

 ジョエル・フィッツギボン国防相のスポークスマンは17日、「オーストラリア政府はイラクへの支援活動を継続して行い、連合国と共に、イラクが長期的に安定し安全な国家となるよう活動を続ける」と述べた。

 イラクと中近東諸国には約980の豪兵士が駐屯している。豪軍の主要戦闘部隊は今年初頭、イラクを引き上げた。

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