【メルボルン18日AAP】3人の警官からの銃弾を受け死亡した少年の葬儀が行われた。
この事件はメルボルン郊外ノースコートで11日、通報を受けスケートボードの練習場に駆けつけた警察に対し、タイラー・カッシディー君(15)が近くの店で盗んだナイフ2丁を持って、「殺す」と言って脅迫したとされている。警察は、タイラー君が近づいてきたので唐辛子スプレーを使用したり威嚇射撃を行ったりしたが効果はなかった。その後、3人の警官がタイラー君に向け発砲。タイラー君は即死だった。
タイラー君の葬儀には約400人が参列。その半分以上が10代で、多くが辛い表情を浮かべていた。元学校友達は、「すごく悲しいし警察がしたことに対し怒りを感じている。こんな殺され方をするようなことは、彼は何もしていない。最高の友達だった」と述べた。
式場では複数の警備員が配置され、家族及び友人のみが参列を許可された。