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メルボルンの新アトラクション、巨大観覧車がオープン

 【メルボルン20日AAP】20日、メルボルンで巨大観覧車「サザンスター」がオープンし、街の新しい観光名所が誕生した。関係者は、最初の1年間で来客数150万人を見込んでいる。

 全長120メートルのサザンスターは「ロンドン・アイ」をモデルにして総工費1億ドルで建設され、メルボルンのドックランズ地区にそびえ立っている。もともとサザンスターは11月にオープンされる予定だったが、日本とドイツから部品が届くのを待たなければならず、オープンが遅れていた。

 サザンスター管理グループのフレッド・メイベリー代表は、この最新アトラクションが世界的な経済危機の状況においても、国内外から多くの来客を引きつけて大ヒットするだろうと語っている。

 サザンスターには、鉄鋼1600トンが使用され、1万2500平方メートル分の塗装が施され、ボルト3万8000本で固定されており、21の客室は分速11メートルで動き、30分かけて一周する。

 大きさで比較すると、シンガポールの大観覧車165メートルや、ロンドンの大観覧車135メートルには劣るものの、メイベリー氏は、街の景観が素晴らしいため、メルボルンの巨大観覧車が最も素晴らしいと述べている。料金は大人29ドル、小人17ドルとなっている。

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