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両親、息子を置き去りにしたことに気付いたのは14時間後

 【メルボルン22日AAP】21日夜、家族とクリスマスイルミネーションを楽しんでいたアレクサンダー君(5)は両親とはぐれ、同日午後11時30分にバーモント・サウスの通りを1人で歩いているところを発見された。そのとき家族はすでに帰宅していた。

 両親はたくさんの子供を連れていたため、アレクサンダー君がいないことに気付いたときはすでに14時間も経過していた。アレクサンダー君はヌナワディング警察署で一夜を過ごし、翌朝、福祉サービス省(DHS)に引き渡された。DHSは両親がアレクサンダー君を置き去りにした経緯を確認するために両親に事情を聞く予定。

 ウェイン・ウィリアムズ警官は、家族はダンデノンにある自宅から子供8人と近所の子供1人を連れて車2台でイルミネーションを見に行ったと話した。両親はどちらかがアレクサンダー君を車に乗せたと思っていたという。ウィリアムズ警官は「帰宅すると、子供たちはベッドに入りそのまま就寝したので、両親は誰かがいなくなっていることに翌日の昼まで気付かなかった」と語った。 22日午後1時45分、両親は警察に連絡した。

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