【シドニー26日AAP】経済の低迷にもかかわらず、ボクシング・デーの26日、クリスマス後の大バーゲンを目当てにの多くの人々が買い物に出かけている。
シドニー中心部では、25日の午後9時ごろからデイビッド・ジョーンズやマイヤーなどのデパート前に行列ができ始めた。デイビッド・ジョーンズでは、26日午前6時に開店を待つ客のために風船やギフト券などが贈られ、歌手のデルタ・グッドレムさんが客らを出迎えた。家電ハーベイ・ノーマンのハイポイント・メルボルン店では、開店わずか3分後の午前9時3分に店が満員となった。
全豪小売業協会では、多くの人々が買い物に出かけることでボクシング・デーを祝っており、ローンに対して気楽に感じ始めた証拠だと述べている。アクセス・エコノミクスでは、ボクシング・デーから新年にかけての期間中、オーストラリア国内の買い物客の出費額は146億ドルにのぼると予測している。昨年は141億ドルだった。