【パース27日AAP】パース南部の自然保護区で26日夜、キャンプ中の集団に大木が倒れかかる事故があった。
現場はWA州ウォルーナ・シャイアのレーンプール保護区で、26日午後9時45分ごろ、テーブルを囲んでキャンプをしていた集団に、高さ30メートル、直径2.5メートルの大木が何の前触れもなく倒れてきた。集団のうち、4人は逃れることができたものの、残る4人は木の下敷きとなった。3人が軽傷を負って地元ウォルーナの病院で手当てを受け、両脚に重傷を負った男性1人は脊髄損傷の恐れもあり、パースの病院に空輸されている。
警察スポークスマンのマーク・バレンタイン氏は「集団のうち数名が、木が倒れる前にキーキーという音を耳にしていたが、どこから聞こえる何の音なのか分からなかったと言っている。その後、集団の頭上に突然木が倒れてきた」と述べている。現在、木が倒れた原因の究明が行われている。