【メルボルン28日AAP】オーストラリアン・フットボールで殿堂入りしている元有名選手ロバート・ディピアドメニコ氏が、国税局から未払いの税金65万ドル以上を支払うよう催促されている。
ディピアドメニコ氏は、先週、未納の税金および罰金として65万3000ドルを支払うよう最高裁判所からの手続きを受けている。同氏は、現役時代にホーソンでプレミアシップの試合に5度出場し、ブラウンローのメダルを獲得したこともあり、社会的にも知名度の高い人物。「非常に驚いている。降って湧いたような話」「全く何も知らない。何と言ったらいいか分からない」とサンデー・ヘラルド・サン紙にコメントしている。
国税局が提出した書類によれば、1997年6月30日から2006年6月30日までの期間、税金が未納になっているとのこと。ディピアドメニコ氏は、1989年の対ジーロンとの決勝戦では、あばら骨の骨折と肺破裂になりながらもチームを勝利に導いた強靭な選手で、2007年にはALFの殿堂入りを果たしている。