【シドニー29日AAP】ジュリア・ギラード副首相は、アボリジニの教育を改善するために今後4年間で23億ドルを拠出し、アボリジニと非アボリジニの学生間の教育格差を縮めることを決意した。
遠隔地の学生の非識字率が拡大していることに衝撃を受けたギラード副首相は、28日、複雑なシステムを変え、終わりのない試験的プログラムを実施する代わりに実際に機能する方針を教育者がより柔軟に追求できるようにすることを公約した。
ギラード氏は「寿命や学業成績においてアボリジニと非アボリジニの学生間で大きな格差がある。我々はアボリジニの権利法よりもこの点に焦点を置きたい。行動を起こすことがその格差を縮める」とした。