【シドニー2日AAP】シドニー中心部で1日未明、サウジアラビア出身の学生が何者かに襲撃され、重体となっている。
被害者の21歳の学生は、元旦の花火大会が終了した直後の午前1時15分ごろ、シドニー中心部のジョージ・ストリートを歩いていた際に、ドルイット・ストリートとの交差点付近で男に路上に叩きつけられて襲撃された。警察は「被害者は地面に倒れている状態で後頭部をボトルで殴打されて意識を失った、という目撃証言を得ている」という声明を発表している。
被害者は救急車で聖ビンセント病院に搬送され、重体となっている。犯人は20代前半の男で、身長は約170センチ、がっちりした体格で、髪は黄色で短髪だった。警察は「事件は新年を祝う花火大会が終了した直後に発生しているため、多くの人が事件を目撃している可能性がある」と述べている。
このような襲撃事件が発生したものの、警察は、今年の元旦は市民の行動が昨年ほど暴力的でなかったことを称えている。