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銃が盗まれる事件が増加、所有者に注意を呼びかけ

 【キャンベラ2日AAP】銃が盗まれる事件が増加しており、所有者はしっかりと銃を保管するように促されている。オーストラリア犯罪学研究所(AIC)の銃器窃盗に関する年次報告書によれば、06~07年に銃1526丁が盗まれており、前年を81丁上回ったという。

 AIC研究マネージャーのジュディ・パット博士は、銃の所有者に対して武器を安全に保管するようにと呼びかけている。「06~07年に銃の盗難被害を届け出た所有者のうち、4人に1人は銃の安全な保管条件を満たしてなかった」「ロックされていない車内から銃が盗まれたというケースもあり、銃が無施錠の納屋に置かれていたり、洋服ダンスや棚の中に保管されていたりした」とパット博士。

 最も多く盗まれたのはライフルやショットガンで、全体の82%を占めた。ピストルは全体のわずか7%だった。報告書では、盗まれた銃のうち3%が、その後に犯罪に使用されたことが明らかにされている。

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