【ブリスベン3日AAP】QLD州北部バビンダで、2日午後、バスの運転手が警告灯を無視して踏切を横断し、乗客12人の生命を危険にさらしたことが波紋をよんでいる。
イアン・スチュアート警視総監代理は3日、バス運転手が乗客12名の命と自分自身の命を危険にさらしたと述べている。「バスの運転手は、赤信号で踏切を渡ったことで違反切符を切られた。列車は踏切に接近していたため、判断は運転手がすることになる」、「私たちは人々に、安全運転と正しい判断をするように呼びかけている」とスチュアート警視総監代理。
この前日には、QLD州北部のムンドゥーの線路上で、列車とゴミ収集トラックの衝突事故が発生したばかりで、トラックを運転していた2児の父親テリー・ブラウンさんが死亡し、6人が負傷している。この事故の影響で、ケアンズ-タウンズビル間の運休が続いており、クイーンズランド・レール社では、作業員を24時間体制で動員し、4日までの復旧を目指している。