【キャンベラ５日ＡＡＰ】アンガス・ヒューストン国防相は５日、アフガニスタンで発生したタリバンによるロケット攻撃で豪人兵士が死亡したことを確認した。アフガニスタンで死亡した豪人兵士はこれで８人目。そのほかの豪人兵士に負傷者は出ていない。

　ヒューストン国防相は、タリバン勢力は４日夕方（オーストラリア時間）ウルズガンの前進作戦基地を攻撃したと発表。攻撃が発生した際、オーストラリア部隊は基地に配置されていた。数発のロケット弾が前進作戦基地に打ち込まれ、そのうち１発は豪人兵士の居住施設に直撃した。

　ヒューストン氏は「ロケット弾は施設に直撃し、豪人兵士は即死した」と語った。また、ヒューストン氏は遺族に対し「ご家族を亡くされたご遺族にお悔やみを申し上げる。現時点ではご遺族の悲しみを和らげることはできないが、オーストラリア全体が悲しみ、祈りをささげていることを知ってもらいたい」と述べた。