【メルボルン8日AAP】南極海での捕鯨妨害活動を一時休止し、現在TAS州ホバートに向かっている環境保護団体シー・シェパードの活動船「スティーブ・アーウィン号」に関して、日本捕鯨協会は、オーストラリアとニュージーランドは同船の受け入れを拒否するべきと述べた。
日本は、「海賊」のようであり、かつ暴力的なシー・シェパードの活動は認められるものではないとし、オーストラリア政府に対してスティーブ・アーウィン号の入国拒否を要請することを計画している。
この件に関しジュリア・ギラード首相代理は8日、スティーブ・アーウィン号の入国要請は受けていないとしたうえで、要請を受ければ同船の入国を認めるとした。
「スティーブ・アーウィン号の入国を拒否する妥当な理由はない。我々は、海洋にいる人々が安全な方法で活動を行ってほしいと思っている」とギラード首相代理。