【メルボルン11日AAP】タスマニア北東部のセント・へレンズ近郊のビナロング・ベイでサーフィンをしていた少女(13)が11日3時45分ごろ、体長5メートルのホオジロザメに襲われ、足を噛まれた。少女は一緒にサーフィンをしていた従兄弟に助けられ、岸まで無事たどりついた。
少女は海中でサメに2度襲われた。救助に向かった従兄弟はサーフボードでサメを殴打し、サメは少女の足を離した。従兄弟は少女をサーフボードに乗せ、岸に向かって泳ぎ始めた。しかし、サメは岸に向かって必死に泳ぐ2人を囲い、追いかけた。
セント・へレンズ警察のエルマー警官は「従兄弟の救助によって少女の命が助かった。彼は大変勇敢だった」と語った。