【シドニー12日AAP】NSW州の約10%のチャイルドケア・センターが保健、衛生、栄養、安全性、スタッフ、保護ケアなどの分野で認可制度の基準を下回っていることが分かった。
ザ・デイリー・テレグラフ紙は、NSW州のチャイルドケア・センター3298箇所のうち100箇所以上が認可を取り消される可能性があると報じた。2008年12月5日の時点で、デイケア・センター、ファミリー・デイケア・センター、就学時間外ケア・センターなど188箇所が「無認可」の状態で、105箇所が政府が定める規定を満たしていなかった。
ジュリア・ギラード連邦教育相のスポークスマンは、基準を満たしていないセンターを公表するという以前の公約についてコメントを避け、政府は現在改革を計画している最中であるとした。
一方、チャイルドケア・センター運営側は同紙に対し、「基準を満たしていない」とされるセンターは認可に必要な基準を全て満たしているが、年間登録料が未払いなだけだとした。