【キャンベラ13日AAP】 元ジャーナリストのダリン・ヒンチ上院議員は、メディア所有法が改正した場合でも、オーストラリアで最も歴史の長い二つの日刊紙である、エイジとシドニー・モーニング・ヘラルドの紙面版が廃止となるのを、阻止することはできないとの見方を示した。
ヒンチ上院議員はメディア所有法の改正に賛成の姿勢を示しており、「シドニー・モーニング・ヘラルドとエイジの紙面版は、来年の今頃には廃止となっている可能性がある」と話した。
一方、フェアファクス・メディアの広報担当者は、ヒンチ上院議員は「はなはだしく間違っている」と指摘。紙面版は今後も長く続いていくとの見解を示し、「ヒンチ議員には驚きかもしれないが、フェアファクスの市場価値は、民放のテレビ局を三つ合わせたのと同じくらいだ」と反論した。