【シドニー13日AAP】 公衆衛生専門誌の最新調査によると、オーストラリア国内のティーンエージャーの5人に1人が、朝食を食べないことが頻繁にあることが分かった。著者によると「たまに朝食を抜くことが、若者の間で一般的になっている」という。
オーストラリア栄養士学会の広報担当であるナターシャ・マリー氏は、「朝食を定期的に抜く人は、乳製品などを含む食品群の摂取が、そうでない人と比べて少ないことが分かっている」と述べ、とくに朝食は、ビタミンやカルシウムを含むミネラルを摂取できる、重要な食事だと説明する。
朝食を抜く習慣は年齢が上がるにつれて増加しており、2歳~3歳では男児の5%、女児の11%だった一方、14歳~17歳では男児の25%、女児の36%となっている。さらに、調査対象となった約1600人のうち、36人は飲み物だけで朝食を済ませていたことが分かっている。