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豪政府、洪水被害のフィジーに支援金300万ドル

 【パース16日AAP】オーストラリア政府は、洪水災害に苦しむフィジーに対し、人道・復興支援金として計300万ドルの提供を約束している。

 スティーブン・スミス外相は16日、支援金300万ドルのうち15万ドルが13日にフィジー赤十字に提供されており、85万ドルは食料や飲み水、公衆衛生、輸送のためにフィジーに提供される予定だと、パースで記者団に対して語っている。さらに200万ドルが、再建復興計画の資金として用意され、必要かどうかの判断が下されることになる。

 スミス外相は、豪政府がフィジー暫定政権を認めておらず、民主主義に回帰することを期待しているものの、これによって災害支援が妨げられることはないと述べている。スミス外相によれば、洪水警報は解除されているが、例年この時期には鉄砲水の危険があるという。

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