【パース14日AAP】 パース北部のホワイトマン・パークで今月10日に男児2人を襲ったマグパイは、今後も危険を及ぼす可能性が高いとして、殺処分されたことが分かった。男児2人は、数時間の間に同じオスのマグパイに襲われたとみられ、1歳の男児はくちばしで眼球を傷つけられたもようだ。
眼球の手術を受けたジェイコブ・ゲールちゃんの父親は取材に対し、眼球のレンズが傷付いているために、これを取り除く必要があったことを明かし、医師からは、ジェイコブちゃんが話を出来るようになるまで、長期的な視覚障害が残るかどうかは分からないと説明を受けたという。
男児の家族らはマグパイの殺処分に反対したが、同州計画省の広報担当者は「公共の安全を脅かし、非常に危険と判断した」と述べ、繁殖期となる8月~10月にかけて、マグパイの襲撃に注意を払うよう呼び掛けた。