【アデレード14日AAP】 オーストラリアの科学者たちはこのほど、SA州ですでに絶滅したと考えられていた鳥の羽を発見し、現在もこの鳥が生息しているとの見解を発表した。この鳥が最後に目撃されたのは100年以上前だという。
羽が発見されたのはNight Parrotと呼ばれるヒメフクロウインコで、発見場所はSA州北西部のカラムリナ自然保護地区と報じられている。これまでオーストラリア自然保護団体はカメラやヘリコプターを使い、過去の研究記録などをもとに研究を続けていた。
発見されたヒメフクロウインコの羽は、大きさは比較的小さく、個別の検証の結果、羽が落ちたのは最近とみられるという。科学者らは、羽は過去数週間のうちに発見された場所に残された可能性が高いとの見方を示している。