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禁煙グループ、たばこの箱の警告メッセージ 拡大を要求

 【メルボルン19日AAP】VIC州がん委員会の調査の結果、喫煙者の半数が喫煙が肺がんを引き起こす原因であると認識していないことが判明し、禁煙グループはたばこの箱の警告メッセージの掲載を拡大する必要があるとした。

 調査によると、VIC州の喫煙者の21.5%が喫煙の危険性は誇張されていると回答し、49%が喫煙が肺がんの原因と認識していないと回答した。また、3分の2が喫煙は肺気腫、心臓病、心臓発作などの原因ではないと答えた。

 禁煙グループは連邦政府に対し、たばこ会社がたばこの箱にさらに大きな警告メッセージを掲載することを義務付けるよう要求した。オーストラリアのたばこの箱は現在、表の30%と裏の90%に健康に関する警告が掲載されていなければならない。禁煙グループのカイリー・リンドーフ氏は、警告メッセージは表の90%に掲載されるべきと主張した。

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