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船沈没後 25日間漂流 男性2人救出

 【ブリスベン20日AAP】12月23日に長さ10メートルの木製の船が沈んだ後、乗船していた男性2人が25日ぶりに無事救出され、現在病院で治療を受けている。

 2人は20代で釣り用のエスキー(携帯用冷蔵庫)の中に入って海を漂流して生き延びた。ほか18人の乗組員は助かっていない模様。

 17日、定期的な国境監視中に2人は発見され、QLD州緊急管理のヘリが救出した。2人は脱水状態で疲労していた。豪海上保安局のトレーシー・ジギンズ氏は「船が沈没したとき、2グループが海に放り出されたが、誰も浮き輪に代わるものを持っておらず、その状態で生き延びることは不可能だった」と語った。

 船がどの地点で沈没したかが不明なため、インドネシア当局にも今回の事故の情報が伝えられた。

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