一般

VIC州、深刻な犯罪歴のある看護士らに再登録を許可

 【メルボルン24日AAP】VIC州で、過失致死罪や性犯罪、動物虐待罪などの深刻な犯罪歴のある人物らが、看護士としての登録を許可されている。

 ニューズ・リミテッド系各紙の報道によれば、VIC州看護当局は、ここ3年間に100名以上の前科のある人物に看護士登録を許可したという。前科の中には、ストーカー行為や麻薬取引、小児ポルノ所持、過失致死なども含まれている。

 この現状が明らかになったことにより、患者の擁護者やVIC州野党からは、数名の看護士の登録に関する調査を求めている声が上がっている。2006年以降、看護士は、登録の年次更新の際に、犯罪歴を開示することが義務付けられている。

 前科のある看護士に再登録を許可した深刻なケースとしては、1994年に過失致死で有罪となった看護士や、強制わいせつで有罪の看護士3名や、動物虐待で有罪の2名などが挙げられる。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら