【メルボルン18日AAP】 メルボルンの8歳の少女がインフルエンザで死亡した。VIC州のヘネシー保健相は、“ただの風邪”と軽視せず、診断を受けるよう市民に呼びかけている。
州保健局によると、少女は15日、アッパー・ファーンツリー・ガリーのアングリス病院で死亡した。今月3日の父の日には、子どもを持つ父親のベン・イローさんがインフルエンザで死亡している。
ヘネシー州保健相は、「今年のインフルエンザは猛威だ」と3AWラジオで述べ、年代や健康の度合いにかかわらず感染する型だとして警告した。
過去数か月に同州で1万3000人以上がインフルエンザの診断を受け、少なくとも95人が死亡した。死亡者の多くは老人ホームの入居者であった。待機手術のキャンセルや、インフルエンザ患者受け入れのために入院患者を退院させるなど、病院にも影響が出ている。