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暴力抑制目的でビール販売制限も WA

【パース18日AAP】   WA州警察は酒類販売許可機関に対し、アルコール関連の暴力や児童性的虐待問題を抱える州北部ピルバラ地方で、アルコール含有量が最高の “フル・ストレングス・ビール”の販売を禁止するよう提案した。マクゴーワン州首相は、地域社会と協議する必要性を訴える。

州警察はこれまでにも、アルコール関連暴力の危険があるコミュニティでの酒類販売を制限するよう、関係機関に勧告してきた。同州のクリス・ドーソン新警視総監は先立って、マクゴーワン州首相の要請でピルバラ地方のローボルンを訪問した。警察は今年初め、ローボルンで児童性的虐待300件以上に関与した36人を起訴しており、犠牲者の数は184人に上った。

マクゴーワン州首相は18日、酒類販売許可機関は決断を下していないとしたうえで、「いかなる変更もなされる前に、コミュニティの意見を聞く必要がある」と述べた。

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