【シドニー27日AAP】オーストラリアは日本による南極海での捕鯨を終結させるために、国際捕鯨委員会にて日本側と協議を行っている。
協議に提出された計画では、日本は自国の領海内にて今よりも多くミンククジラの捕獲が認められ、また、北太平洋でのさらなる捕鯨活動が認められる。そのかわり日本は、南極海での捕鯨活動を減らしていくか、もしくは年間の捕獲量を受け入れなければならない。
ピーター・ギャレット連邦環境相は27日、シドニーでレポーターに対し「これらの計画はオーストラリアが要求しているものではなく、我々がいわゆる調査捕鯨と呼ばれている商業捕鯨に対して反対の姿勢でいることに変わりはない」と述べ、この計画はオーストラリアが作成したものではない討議資料の1つに含まれているものだとした。